ローカルダイアログをどう活用してる?「LDファシリテーターラボ」キックオフMTGを開催しました!

自分たちが住みたいまち、暮らしたいまちの姿を考え、カードを使って対話をしながらまちづくり戦略を作っていくワークショップツール「ローカルダイアログ」。

ローカルダイアログはゲームをするように進めることができるので、子どもから大人まで多様な世代が参加し、まちづくりに主体的に関わる人を増やすことを目的としています。現在は全国の自治体の総合計画の策定をはじめとする政策策定での利用、社会課題や地域課題を解決することで持続可能な事業開発に取り組みたい企業、個人ファシリテーターなどに提供しています。

8月26日に公認ファシリテーターたちが集まり、情報交換を行い学び合う会をオンラインで行いました!

体験会に参加し、初級ワークショップを受講していただいてファシリテーターになった皆さんが、ローカルダイアログをどう活動にどう活かしていただけるかのナレッジの情報交換を継続的に行うことを大切にしています。

公認ファシリテーターのみなさまのご紹介(一部)のURLがこちら

公認LDファシリテーター

ローカルダイアログ 公認のファシリテーターのプロフィールをご紹介します。

2020年に生まれたローカルダイアログ。お陰様で、多くの個人ファシリテーターの皆さんをはじめ、ご活用いただける行政や企業会員の方々も増えてきました。

個人ファシリテーターの皆様とは「LD(ローカルダイアログ)ファシリテーターラボ」という、継続的にナレッジを交換し合い、活動を支え合うコミュニティをつくっています。

活動が少しご無沙汰してしまったということもあり、今回はメンバーの皆様にオンラインで集まっていただき、今後さらに活動をがんばっていこう!というキックオフの場として開催しました。

当日は、それぞれのローカルダイアログの活用方法などを共有し合いました。内容の一部をご紹介します!

▼最初の一歩編

ローカルダイアログの公認ファシリテーターになったみなさんは、どうやって活動の一歩目を踏み出しているのでしょうか。皆さんからお話を聞いてみました。

1回目をやるのが怖ったけれど……

ローカルダイアログの公認ファシリテーターになっても、活動経験が無くて主催するのが怖かったという声もありました。実際の現場を見てみたくてメンバーに相談したところ、実際の現場に誘っていただいたとのこと。現場を体感することでイメージが湧き、背中を押してもらって自分でもできるようになったということでした。(素敵ですね…!)

ファシリテーションに慣れていない方でも、ローカルダイアログはカードで進めていくので比較的やりやすいのものの、百聞は一見に如かず。実際の現場を体感した方がいいという声もありました。会場の雰囲気を味わいながら、グループ間の違い、参加者が楽しそうな感じなどをみれたのが良かったとのことです。

参加者の感想は?

開催を躊躇してしまうのは、参加者にとってどう思ってもらえるか……という点が不安な場合も多いようです。自分自身が体験会の時に感じた「楽しい!」という気持ちも、他の人にも感じてもらえるのだろうか。自分のまちは奥ゆかしい方が多いから大丈夫だろうか。そんな不安もあるようです。当日もいろいろな事例を共有しましたが、実は、ホームページにも開催事例を掲載しています。運営としてはちゃんと更新していこう、という気持ちを新たにしました。

ご参考までにぜひ
https://local-dialogue.com/category/info/

最初の1回目はどう企画をする?

自分のまちでやりたい!という気持ちがあっても、最初はどうやってキッカケをつかめばいいのかを悩んでいるメンバーもいました。行政に繋がりがある方は、まずは1度やらせてもらいたいとお声がけをされて体験会として開催されたり。まずは友達間からはじめてみたり、と様々な方法で実践されているようでした。

ファシリテーターの皆さんと連携しながら、最初の一歩目のデザインに力を入れていきたいところです。

▼テクニカル編

実際にローカルダイアログを使った場づくりをしているファシリテーターの皆さんは、各回の気付きから活用の方法をアップデートしてくださっているという話がありました。

使用シーンは?

ローカルダイアログは様々な活用法があると思う!と、皆さんが仰ってくださいました。出てきた活用のアイディアの一例がこちらです。

・立ち上げ前の団体のキックオフ
・企業向けのチームビルディング
・企業が向き合うべき課題の洗い出し
・高校生向けのまちづくり講座
・PTAの研修会
・自治体職員研修 など

様々なシーンで活用してみたいという声をいただき、運営としてはめちゃくちゃ嬉しい時間でした。

ダイアログのカードは何枚使う?

カードの選び方はどうしている?という質問もありました。私たちが推奨した使い方もありますが、あくまでもそれは一例。皆さん現場で様々な工夫をして活用してくださっていました。

まちに関する質問が書いてある「ダイアログカード」は全部で69枚ありますが、15~20枚でやることが多いという方も。時間配分や、チーム内での話の進め方を変えたりすると、69枚全部できる場合もあるとのことです。開催の目的や参加者たちの属性によって、いろいろな工夫ができるのが奥が深いところです。

▼これから取り組みたいこと

ローカルダイアログファシリテーターの皆さんが徐々に、全国にいらっしゃる状態になってきました。これまでは個々での活動が多かったですが、これからはチームとして取り組める機会を増やしていきたいと思っています。

また、最初の1回目をサポートすることも大切だと感じました。せっかく想いがあり、ファシリテーターになってくださった方が活動できるキッカケがつかめないというのは勿体ないことです。関係者への説明が苦手だ、という声もあったので、サポートの方法も検討していきます。

月に1回など、定期的にファシリテーターの皆さんとこうした場を開催し、皆さんとよりよいものをつくっていきたいなと思っております。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

★ローカルダイアログにご興味を持ってくださった方

随時、自分のまちや組織でローカルダイアログを活用したい!という方を募集しています。

9月にも体験会を開催しますので、下記リンクをご参照ください。
・9月7日開催 https://peatix.com/event/3342746
・9月10日開催 https://peatix.com/event/3342750