【事例紹介】栃木県鹿沼市

2021年11月1日、栃木県鹿沼市で職員さんを対象にしたローカルダイアログWSを行いました。市役所内の複数の課を横断した若手職員さんで構成された、シティプロモーションのワーキンググループとして実施しました。

鹿沼市における新しいシティプロモーションの方針の策定につなげるため、各課の職員さんそれぞれの視点で鹿沼市について話していきました。


▼概要

・エリア:栃木県鹿沼市
・対象者:鹿沼市役所職員
・目的:シティプロモーションワーキンググループ
・実施日:2021年11月1日
・担当者:谷津孝啓 永井彩華

▼成果:

生まれ育った背景も違えば、普段は別々の担当をしている職員さんたち。まちに魅力を感じるポイントや、課題だと思っていることが人によって様々だということを感じられたそうです。こんな感想もいただきました。

・誇りや愛着と言われてもすぐに思いつかなかったが、他の人の意見を聞いて気付けたことがあった
・班の中でも意見が分かれるので世代別、業種別でやると違いが大きくあるのではと思った
・市民向けのアンケートは紙の結果しか見れないので、判断の理由を聞ける対話が大切なんだなと感じた。
・多い意見に引っ張られそうになるけれど、自分の意見を発信することが大切だと感じた
・総合政策を作っていて、絶対に合わない意見をどこに落ち着けるかを考えてきたが、こういうかたちで対話をすることが大切だと思った

・市外・市内の間はもちろん、市内のなかでもエリアによって意見が違う
・誇りや愛着と言われてもすぐに思いつかなかったが、他の人の意見を聞いて気付けたことがあった
・ 鹿沼の課題が改めて分かったが、地域をまとめることは大変だと感じた
・自分の職場の目線に偏りすぎていた。日々行う仕事にも環境や高齢者にはどういかという視点で仕事をしないといけない
・同じ職種や年代が一緒でも意見が違うことを知り、より良い市を考えるのは難しいんだと感じた

▼クロージング:

今回はシティプロモーションの方針策定につなげる場として実施し、最終的には131個のアイディアの種が職員さんたちから出てきました。

担当者だけで会議室で議論しても、なかなか出てこないアイディアが得られたと、主催の課の皆様にも前向きなコメントをいただきました。

いろいろな目的でローカルダイアログを活用していただく機会が増えてきました。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。