【事例紹介】茨城県高萩市(植竹)

2021年6月、3週に渡って、茨城県高萩市の青年会議所主催「市民一体型まちづくりワークショップ」の中でローカルダイアログのワークショップを行ってきました。
コロナ禍という状況のため、今回はスライドをプロジェクターで投影し、1回1時間を午前午後の1回ずつ行い、3週間で計6回開催しました。参加者は、各回5名ほどが参加し、青年会議所の会員、市役所の職員、市内の企業で勤務する方、主婦の皆さんや学生の方々がいらっしゃいました。

その中でも面白かったのは、「優れたまちなみや景観、自然環境に恵まれているまちだと思う。」という問いへのとらえ方です。

高萩市は太平洋に面していて、海や浜辺もあり、山も近くにあります。
そういった視点から、この問いに対しては、「YES」と答える人が多かった反面、優れたまちなみや景観という部分にフォーカスして、「NO」と答える人もいました。
まちなみや景観について意識が向いた人は、駅前などに住んでいる人が多く、景観に対しての課題意識を感じている方の傾向がありました。ひとつの質問の受け取り方で、その方がどんなバックグラウンドがあるのかも垣間見えることは新しい視点で面白かったです。